『かぐやは月には帰れない』第1話 かぐやは月へは帰れない

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第1話 かぐやは月には帰れない

かぐやは、月の会社の会議室で部長に呼び出された。

普段、話したこともない部長に呼び出されるとか、悪い予感しかしない。

入社3年目、自分なりに頑張ってはきたけれど、月では才能こそすべて。

私には才能がないらしい。

ある程度、悪い予感はしていたが、

それでも、部長から告げられた事実は私の平衡感覚をひっくり返すくらいの衝撃だった…。

部長

「来週から地球に…行って…もらぃたひぃ…」

かぐや

「えっ…?なに…?なんていいました…?ど、どこですか…?」

部長は気まずそうに言った。

「あー地球…、なんだけどぉ…。結構きれいな場所で…、ちょっと…遠いけどぉ…、

まあ君にしかぁ…任せられないというかぁ…。」

どんどん歯切れが悪くなっていく?

かぐや

「えっ?…地球?どこですか?

えっ…!?地球って、あの地球ですか?

蛮族溢れる愚かな末裔、月に及ばぬ低知能どもが跋扈する、神が産み落とした黒歴史こと、あの地球…ですか?

私をあんなとこにやるんですか…?」

部長

「君、だいぶ口が悪いね…。

ええっと…、そ、そんなに、悪いところではない…と思う、、よ?」

かぐや

「よ?

ってなんで疑問系になってるんですか!?

全然、覇気がないじゃないですか!!

部長行ったことないですよね??

なんで私なんですか?

えっ?もう断れないんですか?」

部長

「辞令が出ちゃってるからね…。断れないね…。辞めるって言ったって、うちやめて月で生きていけるほど甘くもないからねぇ…?選ぶのは自由だけれどぉ。」

マジかよ、、

月ではこのムーンコーポレーションが一強であり、確かにやめたらまともに生きていくことはできないだろう。

かぐや

「えっ…でも、地球いったら、帰れないんですよね?基本一方通行だって学校でも習いましたよ!罪人がいくところだって!私わるいことしてないですよねね!!??」

部長

「えー、まあ…、帰れないこともない…とおもうょ…。その気になれば…い…いつでも、、帰ってこれるはず…なのでねぇ…。えっと…、地球での新プロジェクトヲキミニ、マカセタイ…ナンテネ。」

かぐや

「なんで急にカタコトなんですか?部長なにか隠してません??

有名ですよ!部長が隠し事するときに急にロボットになるの!それで浮気バレて今、奥さんに飲み会禁止令出されてるんですよね!?」

部長

「チ、チ、チガウヨ…!?

ソ、ソンナコト、カンガエテナイヨ…!?

アレ?ボクタチ、トモダチ…!?

アレ?ココハドコ…?キミハ、チキュウジン…??」

かぐや

「あー、ダメだこいつ…!」

部長が完全に使い物にならなくなってしまった。

このモードから戻るまで30分はかかるだろう。

なぜこれで部長になれたのか疑問である。

とりあえず、異動辞令はもう出てしまったようだが。

詳細聞きたいからこのあと、とりあえず人事部に突撃しよう。

覚悟の準備をしておけよ?

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