『走れメロス(走るダメロス)』✨【第11章】王宮のカオスと再会

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✨【第11章】王宮のカオスと再会

王宮の大門を突破し、  

山賊7人+シャドーボクシング中の俺という  

神話大行進が玉座の間へ突っ込んだ。

だが――  

そこで俺が見た光景は、  

想像の斜め上をいっていた。

王様とセリヌンティウスが  

酒を飲みながらダンスしていた。

しかも、どちらも壊滅的に下手。

## ◆ 王様のダンス:運動神経ゼロのへっぴり腰

王様は腰が引けすぎて、  

もはや“腰だけ別の生き物”みたいな動き。

腕はぎこちなく、  

足は左右にズレて、  

リズムは完全に迷子。

「ほっ……ほっ……これが……ダンス……!」

いや違う。

## ◆ セリヌンティウスのダンス:リズム感が死んでる

セリヌンティウスは  

腕をただ前後に振っているだけ。

リズム感ゼロ。  

センスゼロ。  

表情だけは真剣。

「王様、そこ違うっすよ……こうっすよ……!」

いや、どっちも違う。

## ◆ 王宮内、なぜか盛り上がっている

家臣たちは手拍子している。

「王様ーー!!」  

「セリヌンティウスーー!!」  

「もっと腰を落としてーー!!」

いや、なんで盛り上がってんの?

## ◆ メロス側のカオス vs 王宮側のカオス

俺はシャドーボクシングしながら叫んだ。

「お前ら……なにやってんの!!?」

王様は酒を片手に振り向いた。

「あっ、おかえりメロス。  

なんか人数増えてるし、  

輩みたいなのいるけど……  

ワシの王国を力ずくで征服しようとか考えてないよね?  

ないならいいよ?」

軽い。

セリヌンティウスは笑いながら言った。

「メロス〜〜!  

王様のダンス、マジでやばいぞ〜〜!  

腰が死んでる〜〜!」

王様も負けてない。

「いやいや、セリヌンティウスの方がやばいわ!  

腕振ってるだけじゃぞ!?  

なんじゃそのダンスは!」

俺は叫んだ。

「いやいやいやいや!!  

なんで仲良さそうにしてんの!?  

こっち死にかけて走ってきたんだけど!?  

なんで今ダンス!?  

なんのダンス!?  

てかなんで酒飲んでんの!?  

死刑じゃなかったの!?  

帰ってこなくても大丈夫だったんじゃね!?!?」

王様はケロッとして言った。

「いや〜、待ってる間ヒマでのう。  

セリヌンティウスが“なんか踊ります?”って言うから  

踊ってみたら意外と楽しくてのう」

セリヌンティウスも笑って言った。

「王様、酒強いっすね〜〜!  

俺もうちょいで寝るとこでしたよ〜〜!」

いや、仲良くなりすぎだろ。

## ◆ 山賊たち、空気を読まずに乱入

山賊A  

「兄貴ーー!!  

王様とセリヌンティウス、めっちゃ仲良しじゃん!!」

山賊B  

「俺たちも踊るーー!!」

山賊C  

「ドラ鳴らすぞーー!!」

ジャーン!ジャーン!

王宮の混沌は最高潮に達した。

## ◆ 王様、なぜか優しく迎える

王様は笑って言った。

「まあまあ、細かいことはいい。  

とりあえず……おかえり、メロス」

その声は、  

酒のせいか、  

本心なのか、  

妙にあたたかかった。

俺は呆然としながらも、  

その言葉に胸が熱くなった。

「……ただいま……」

こうして、  

**死にかけて走ってきた側と  

酒飲んで踊ってた側が合流するという  

史上最悪の温度差再会**が成立した。

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