『私がまだ何者にもなっていない理由についての中間報告書(春期)』

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今世紀最大の謎のひとつに、

「なぜ私がまだ何者にもなっていないのか問題」

という国家規模のテーマがある。

もちろん諸説ある。

諸説ありすぎて、もはや諸説の渋滞が起きているため、

ここでの詳細説明は割愛する。

ただひとつだけ確かなのは、

私はまだ“始まってすらいない”という事実である。

挑戦していないということは、

伸びしろしか残っていないということだ。

髪の薄い人には申し訳ないが、

幸い私はまだ髪が残っている。

髪が残っている限り、人は挑戦者でいられるのだ。

🌟 息子の夢がアップデートされた件

先日、うちの6歳の息子の夢が更新された。

うちの息子は、そこらへんの愚息とは違う。

超天才ボーイである。

新しい夢を聞いたら、

科学者になって地球温暖化を止めたいとか、

映画監督になって世界に出たいとか、

そんな壮大なことを言っている。

同年代の子どもたちが

「プリンセスになりたい」「怪獣になりたい」

と鼻水を垂らしている時期に、

うちの息子は地球規模の課題に取り組もうとしている。

これはもう天才である。

そして、その天才に遺伝子を半分提供しているのが私である。

つまり、

私の内部には眠れるハイスペックが存在するはずなのだ。

🎮 私の小2の夢はゲーム屋さんだった

ちなみに私の小2のときの夢は「ゲーム屋さん」で、

理由は「ゲームがいっぱいできそうだから」だった。

息子に話したら、

「小学生なのにバカすぎる」

と冷静に言われた。

小学生は基本バカなのだ。

(私も例外ではなかった。)

🧭 人生設計は踏み外していない(はず)

そんな今はただのおじさんだと世間から信じられている私だが、

実は人生設計を踏み外しているわけではない。

小6の文集にはこう書いてあった。

• 20歳:大学生

• 30歳:サラリーマン

• 40歳:社長

私はまだ一応30代である。

そしてしがないサラリーマンでもある。

40歳で社長になれるかは疑問符しか浮かばないが、

49歳まで待ってもらえれば、

奇跡が起こる可能性はある。

🌸 春はまだ舞える季節

今の息子より年上の小2でゲーム屋さんを夢に持ち、

小6でざっくりした将来設計をした私だが、

この春の陽気に背中を押されて思った。

「まだ舞える。まだ戦える。」

息子はこの春から小学生になった。

実にめでたい季節である。

私の世界征服の野望は、

とりあえずポケットにしまい込み、

今日も私は通勤電車に乗るのである。

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