『シンデレラ 夜の舞踏会は少しおかしい』第10章🥓🔥 第三王子 × 義姉B:タンパク質の邂逅

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🥓🔥 第三王子 × 義姉B:タンパク質の邂逅(ロング版)

舞踏会の扉が開いた瞬間、

肉の香りがした。

それはただの香りではなかった。

まるで“生きている肉”の匂いだった。

義姉Bはパンの着ぐるみの中で震えた。

「……この香り……

私の人生で……一度も嗅いだことがない……

でも……身体が……求めてる……!」

パンの表面がしっとりした。

涙か汗かはわからない。

そこに立っていたのは――

全身干し肉の服をまとった第三王子。

肩から太ももまで、

まるで“歩く熟成庫”。

光が当たるたびに肉の油がきらめく。

第三王子は静かに言った。

「……君、炭水化物に偏ってるだろう?」

義姉Bは息を呑んだ。

「どうして……わかったの……?」

第三王子は一歩近づく。

肉の香りが濃くなる。

その瞬間、義姉Bの胃袋が鳴った。

「見ればわかる。

君の身体は……タンパク質を求めている。」

義姉Bは涙をこぼした。

「ずっと……ずっと足りなかったの……

パンは……私を守ってくれたけど……

私の身体は……ずっと……

タンパク質を欲しがってた……!」

第三王子は両腕を広げた。

干し肉が揺れた。

「補給しよう。

君と俺で……完全栄養だ。」

義姉Bはパンの着ぐるみのまま飛び込んだ。

肉とパンが雑にくっついた。

周囲の貴族たちは目をそらした。

第三王子は優しく言った。

「君は……炭水化物の女王だ。

俺は……タンパク質の王だ。

二人が出会った今……

栄養バランスは……完全だ。」

義姉Bは泣き笑いした。

「こんな……幸せな組み合わせ……

人生で初めて……!」

二人は抱き合った。

肉汁が床に落ちた。

誰も気にしなかった。

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